Blog

RDP + Ubuntuを使った開発環境構築

はじめに

皆さん、お久しぶりです。ORENDAの営業です。今回は、リモートワークが当たり前となった時代での困りごとを解決する方法を説明したいと思います。

複数の端末を使う際にモニターやキーボード、マウスなどを沢山使う事になってしまうので、一つの端末から操作したいと思った事はありませんか?
実際に一つの端末から操作をする方法を調べて構築した際に躓いたポイントを書き残しておきますので参考にして頂ければ幸いです。

この記事の内容

Windows10からRDPを使い、Ubuntu(Linux)を操作する方法について書きます。

1. Ubuntuをインストールしよう

2. Ubuntu側で接続の設定を行おう

3. Windowsから接続してみよう

準備

  1. Windows10がインストールされたPC
  2. UbuntuをインストールするPC
  3. USBメモリ 4GB以上
  4. それぞれの端末にLAN回線を接続

本編

Ubuntuをインストールします。

インストールするためには、下記サイトを参考にメディアを用意してください。

Install Ubuntu desktop

メディアの作成要件

  • 4GB以上のUSBスティック/フラッシュドライブ
  • Microsoft WindowsXP以降
  • Rufus、無料でオープン ソースの USB スティック書き込みツール
  • Ubuntu ISO ファイル。ダウンロード リンクについては、Ubuntu の入手を参照してください。

Ubuntu 18.04 LTS Desktopを入手してインストールします。

USBメモリに、書き込む際にRufusというオープンソースの書き込みツールを使います。

これで、USBメモリをPCに挿して起動することでUbuntuのインストールを行う事ができます。

インストールはガイドに沿って適切な選択をする事で完了します。

Ubuntu側で接続の設定

WindowsPCからリモートデスクトップ接続を行うためにxrdpをインストールする必要があります。

左上にある「Activities」をクリックすると検索ウィンドウが出てきます。

検索ウィンドウに「terminal」と打ちこむと、terminalが出てくるのでクリックして実行します。

ターミナルを開いたら、下記コマンドを実行します。

sudo apt install xserver-xorg-core xorgxrdp xrdp

※パスワードを入力する必要があるので、Ubuntuをインストールした際に決めた、rootのパスワードを入れてください。

xrdpの設定

下記コマンドを実行もしくは、.shのファイルにして実行してください。

cat <<EOF > ~/.xsessionrc
export GNOME_SHELL_SESSION_MODE=ubuntu
export XDG_CURRENT_DESKTOP=ubuntu:GNOME
export XDG_DATA_DIRS=/usr/share/ubuntu:/usr/local/share:/usr/share:/var/lib/snapd/desktop
export XDG_CONFIG_DIRS=/etc/xdg/xdg-ubuntu:/etc/xdg
EOF

こちらも先ほど同様にコマンドを実行するか、.shファイルにして実行してください。

sudo sed -e 's/^new_cursors=true/new_cursors=false/g' -i /etc/xrdp/xrdp.ini

cat <<EOF | \
sudo tee /etc/polkit-1/localauthority/50-local.d/xrdp-color-manager.pkla
[Netowrkmanager]
Identity=unix-user:*
Action=org.freedesktop.color-manager.create-device
ResultAny=no
ResultInactive=no
ResultActive=yes
EOF

sudo systemctl restart xrdp
sudo systemctl restart polkit

これで、xrdpの設定は終わりです。

IPアドレスの確認

ip -4 a

※赤枠のローカルIPをメモしておいてください。

Ubuntuからログアウトしてください。
これで、Ubuntu側の設定は完了となります。

Windowsから接続してみよう

WindowsPCから接続していきます。

左下のバーに「RDP」と入力すると、リモートデスクトップ接続が出るので実行します。

リモートデスクトップ接続の起動

先ほど調べておいた、IPアドレスを入力します。

今回は同じLAN内のためローカルIPになります。

usernameとpasswordを聞かれるので、Ubuntuで設定したユーザー名とパスワードを入力してログインしてください。

Windowsから別端末のUbuntuにアクセスできました。

※注意点としては、Ubuntuを入れたPCでログインしているとWindows側からログインする事ができないので必ずログアウトした状態でWindowsからアクセスしてください。

まとめ

本記事では触れていませんが、Linux初心者が躓くポイントがいくつかありました。出てくるエラー内容をインターネットで調べながら進める事でなんとか解決できるのがLinuxの良い所だと思います。UbuntuはアンリアルエンジンやAIの機械学習などでも使う事があるため、この機会に開発環境の構築をしてみてはいかがでしょうか。

関連リンク