リアルタイムエンジンを活用したソリューション開発を展開する株式会社ORENDA(本社:東京都港区、代表取締役社長:澁谷陽史)と、次世代デバイスやAI、RPA(ロボットによる業務自動化)技術開発を手掛けるウェルヴィル株式会社(本社:東京都文京区、CEO:松田智子)は、この度、人間との業務会話を実現するAIアバターの開発に向け、技術提携いたします。

■完全な業務会話を実現するAIアバターの開発を目指す

昨今、日本をはじめ、同様の人口動態をたどる先進国やアジア周辺国において、少子高齢化の進行による生産年齢人口の減少が危惧されており、そうした課題を解決するため、国内でもAIを活用した様々な技術の研究・開発が進められています。
 そうした中、ウェルヴィル社では、ひとりひとりの暮らしを豊かにすることを目的に、様々なプロジェクトを通じて、対話エンジンを中心に、人と共生するロボットの開発に取り組んでいます。
 一方、ORENDAでは、「テクノロジー×クリエイティブで世界をおもしろく」を目的に、ゲームで培ったインタラクティブコンテンツの社会実装による、多様なソリューション開発に取り組んでいます。
 これまで、人がスマートフォンやロボットと行ってきた対話は、あくまで人がロボットの聞き取りやすい言葉や、スクリプトに則った言葉を話すことでようやく会話が成立するものでした。それに対して、ウェルヴィル社では現在、より人に近い対話エンジンの開発を進め、今までにはない、違和感や不自由なく人と完全な対話を実現するAIアバター、“デジタルヒューマン”の開発を目指しています。そして、ORENDAでは、ゲームで培ったクラウドストリーミングの技術を使い、人とデジタル技術を結びつけるデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進していきます。人と見間違う程の高精細なデジタルヒューマンをリアルタイムで描画・配信できるシステム基盤を用いてDXを推進し、人々の生活をより豊かに、より便利にしていくお手伝いをしていきます。

■対話型エンジンに圧倒的な強みを持つウェルヴィル社と技術提携し、AIアバター開発を強化

この度、対話エンジンを中心に人と共生するロボットの開発に取り組むウェルヴィル社とORENDAは技術提携契約を締結いたしました。
 AIアバターの開発において、ウェルヴィル社が“デジタルヒューマン”の頭脳部分である言語機能(会話機能)の領域の開発を、ORENDAがゲームエンジンを利用した映像レンダリング、クラウドストリーミングによる動画配信機能、音声生成の領域を担当します。日本最先端の対話エンジン技術を持つウェルヴィル社との提携により、ORENDAはAIアバターの一層の開発強化を進めてまいります。
 そして、高次元の対話を実現するAIアバターの開発により、飲食業界や小売業界、ホテル業界、病院、不動産といったサービス業における、双方向の完全な業務会話の導入を目指してまいります。

■株式会社ORENDA

代表者 :代表取締役 澁谷陽史
所在地 :〒107-0061 東京都港区北青山一丁目3番6号 SIビル青山4階
事業内容:3DCG制作事業、映像制作事業、ビジネスソリューション事業、AI事業、データ活用事業、アニメ事業、配信事業、ゲームパブリッシング事業
URL   :https://orendatestdomain.uh-oh.jp/

■ウェルヴィル株式会社

設立 :2018年11月9日
代表者 :CEO 松田智子
所在地 :〒113-0033 東京都文京区本郷7丁目3-1
     東京大学分子ライフイノベーション棟 504号室
事業内容:次世代デバイスやAI、RPAの技術開発
URL :https://wellvill.com/

ウェルヴィル社プレスリリース