執筆: H.I

はじめに

みなさん、こんにちは。

ORENDAにて、アニメーションを制作しているH.Iと申します。

今回はMayaでのアニメーション作成に役立つスクリプト4つのご紹介です。

スクリプトを導入することで効率があがり、作品のクオリティのアップにも繋がるかと思います。

AnimSchoolPicker

AnimSchoolPicker

初めはAnimSchoolPickerです。

ピッカーとは、使用する3Dモデルの骨やコントローラーを選択しやすくするツールです。

このスクリプトはだいぶ昔からありますので、無料のピッカーの中ではいまだに一番使われているのではないでしょうか。

直感的にピッカーを作成できるのでとてもオススメです。

アカウントを作成することでダウンロードすることが可能になります。

※ライセンスに種類がありますので、ご自身にあったライセンスを使用してください。

AnimSchoolPickerで検索すると導入までを丁寧に解説してくれているサイトもあるので参考にしてみてください。

TweenMachine

TweenMachine

こちらのTweenMacineでは、対象のコントローラーを選択後、スライダーを動かすだけで前後のポーズに対しての中間ポーズ(ブレイクダウン)を作成してくれます。

サクサクとポーズを置いていけるので、とても便利なスクリプトです。

TimeLineMarker

TimeLineMarker

次はタイムライン上に色のついたマーカーを追加するスクリプトです。

シンプルなものですが、とても役に立っています。

私の場合はカットの切り替わりや、キーポーズの箇所の目印などに使用していますが、これを使用し始めてからメモ帳の出番が大分減りました。

HUD custom tools

HUD custom tools

こちらは株式会社BIGFOOTさんが公開しているスクリプトです。

HUDの好きな場所に様々な情報を載せることができます。

尺やシーン名は勿論のこと、カメラの移動速度や座標なども表示することが出来ます。

例えば空中戦などの場合は、移動スピードや地表からの高さを表示してカット全体に統一感を持たせるなどの使い方が出来そうです。

まとめ

今回はアニメーション関連のスクリプトを紹介させていただきました。

ネット上には有料、無料のものを含めて非常に多くのスクリプトが配布されています。

今までちまちまと繰り返していた作業がボタンひとつで解決したりと、目から鱗が落ちることも少なくありません。

今回の情報が読んでいただいた方の作業短縮に一役買えたら幸いです。

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